2017年1月4日水曜日

テスラコイルの現状

  冬休みの課題に追われているひじきです。課題は最終日に慌ててやる方です。実質追われてませんね。

 さて、現在私はDRSSTC(二重共振半導体駆動テスラコイル)というものを製作しています。
詳しい原理はググった方がわかりやすくて正しいと思うので割愛します。(自分でも理解しているかと聞かれたら微妙です)
以下製作過程です


2次コイルです。VU125の塩ビパイプ1mに0.6mmの青いuew線を巻きました。はじめはでか過ぎたと思っていたのに巻いていくうちにだんだん小さい気がしてくる不思議。北斗の拳の敵みたいですね。

お次は一次コイルですね。なまし銅管を木の板に結束バンドで固定していきます。

メインのインバータに使う予定だったIGBTが購入後に想定外の内部構造だったことが発覚し、分解を試みました。のこぎりで無理やり切り取ってしまいました。

内部をちょっといじって使えるようにしてみましたが、残念なことに端子が折れてしまったため仕方なく別のIGBTモジュールでハーフブリッジにすることにしました。
概形ができてきました。写真ではまだフルブリッジになっていますがこの後ハーフブリッジになります。


途中ゲートドライバを壊しまくってしまい悩んでいたのですが、ゲート前のツェナーが死んでいただけというオチで泣かされました。そして...


放電が出ました!写真は一次側の共振周周波数を調整しているところです。
でも調子こいてテスト用の共振コンデンサで遊んでいたら...
   
見事にコンデンサを破壊してみせました。
今後の課題としては、共振回路の電流位相とスイッチングの位相がずれているため、なんらかの手段(おそらくLR直列回路によるフェイズシフトになると思う)でzcsを実現させることが最優先事項でしょう。そして平滑コンデンサの容量を増やしたり共振コンデンサを白コンにすることで、放電距離を1m程に伸ばしたいと考えています。インバータも素子が入手でき次第フルブリッジにしようと考えています。後、インタラプタにバーストモードも実装しようと思います。今までは手で電源をパチパチしてたのですが、下手にインタラプタに触るとそこから感電するようになってしまったので...
では今回はこれまでということで。次回もゆる〜くよろしくお願いします。

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